基礎デザイン学科オープンキャンパス2023HP

オープンキャンパス概要

本オープンキャンパスについて

基礎デザイン学科では、グラフィック・プロダクト等と領域を分けず、横断的にさまざまなデザイン…またデザイン以外にも記号論・言語・自然科学などに触れながら、デザインという広大なフィールドに向き合っています。
我々が行なっている行為としてのデザインの幅や、デザインという概念自体がもつ可能性を広げる場所＝基礎デザイン学科と捉え、「デザインは広がり続ける」というキーワードを視覚表現としてあらわそうと試みました。
2023

リーフレット班

リーフレットでは、紙面面積を広げて情報量を増やしつつ手軽さを損なわないような構造を検討しました。
表紙はシルクスクリーンで印刷されていて、学科が所有している印刷設備のサンプルのようなものとしても見ることができます。

バナー／キャプション班

今年度のビジュアルのテーマを元に、バナー・キャプション班は原点に立ち返って紙の素材としての特徴を探求することにしました。
紙は削る、ひっかく、切る、折る、貼る、曲げるなど形や表情を簡単に変えることができます。バナーに用いられている図版はそれらの技法を駆使して作成されています。それらをデータとして取り込み編集し、紙だけではできない表現を加えました。また、授業説明のキャプションは紙のしなりを活かした方法で設置されています。
素材の面白さを感じていただきたいのでぜひ会場でご覧ください。

サイン班

今回のメインビジュアルのテーマであるデザインの広がり。そのテーマから生まれたカタチと大事にしている媒体によった素材選び。
今回のサイン計画では7号館全体を媒体として捉え、空間、床、壁、それぞれに合ったビジュアルの展開と素材の選定を試みました。

SNS班

SNS班では、「デザインは広がり続ける」というキーワードをもとに、オープンキャンパスに来れない人や、基礎デザイン学科の受験を考えている高校生、基礎デザイン学科以外のデザインに関わる人など、様々な人に広く開示されたアーカイブにすることを第一として制作しました。
具体的なビジュアルとして、オープンキャンパスに展示される作品を写真に撮り、それらを青色の線によって相互に関係させることで一つのデザインという総体を表現しています。さらにデジタルデバイスという媒体の特性を生かし、より空間的な広がりを表現したアニメーションも作成し、デジタルとアナログという領域を横断したものになることを目指しました。
今回のオープンキャンパスや基礎デザイン学科の考えるデザインが、snsによって未来の人々や私たちの知らない人にも広がり続けて欲しいです。

Web班

Web班では、今回のメインビジュアルのテーマの「デザインは広がり続ける」や自分がwebサイトに対して持っているイメージである「中心」から発想を広げました。
webサイトというメディアに適したコンテンツを作り上げるために、メインビジュアルから着想を得たビジュアルを生成するアルゴリズムを背景としたりと「webサイトだからできること」に重点を置いて制作しました。PC版とスマホ版で仕組みが大きく違うのでぜひどちらもご覧ください。

基礎デザイン学科について
基礎デザイン学科は、デザイン諸領域を、科学・芸術・哲学を包括する生成の思想としてとらえ、デザインのあるべき姿を考え続ける学科です。既にあるデザイン領域に対応する技能を教える場ではなく、ものづくりやコミュニケーションを背景とする環境形成の諸問題を、常に新たな視点から捉え、創造的な糸口を見いだしていく技能と能力の育成を目指しています。
クレジット

主催

基礎デザイン学科研究室

実行委員長

松永京巳

ビジュアル原案／監督

柿﨑理紗

会場構成／什器制作

菊村龍之介
イスア
伊勢景太
伊東杏香
岩井翔嗣
内野紗葉
大滝響琴
大野璃子
長田百加
折田桃佳
川原愛惠
吉川伶
齊藤成美
佐々木遥奈
鈴木初風
チョンウンジ
中尾香鈴
中村優那
西永栞理
平松花彩
三橋乃子
吉野広恵

サイン

中澤環
小林彩乃
佐久間こほろ
鈴木健太
永嶋向日葵
永本花野
西野杏望
バクヒジュ
平野見宙

バナー／キャプション

岡本まい／山家泉美
大久保彩香
大島弘太郎
越智万葉
小野叶夢
木下茉洸
木村雪絵
児玉綾菜
本郷彩華

リーフレット

畔上陽一
浅野ちまる
安藤加琳
太田実生
田名瀬美結
原くるみ
平出さくら
モウンス

SNS

平川航太
青松大河
イガヨン
石川ななみ
キムダウォン
佐藤楓歩
塩多美生
鈴木和佳乃
パクガウン
ユクソンミン
リセンギ

Webサイト

イガヨン／大内田優之