あるライオンの鳴き声の精密な再現を試みた。発音構造の分析により、鳴き声が複数の音成分から成り立つことを明らかにした上で、それぞれの音を考察した。その後、周辺環境から相似または代替となる音を収集し、ソフトウェアを用いてこれらを再構築した。
本演習の目的は、実践的なサウンドデザインの過程を通じて、音の構造とその効果に対する基本的な理解を深めることにある。
どこからでもクリエイティブな素材をつかみ出し、自由自在に動画を生み出していく演習。ボン、パリ、アーメダバード、シャンハイ、ドネツク……といった都市の名前を、できるだけ正確なリズムに乗せ、ラップのようにバックビートに合わせて唱えて音源を作る。その音源から導かれる映像を、アニメーションとして制作する。都市名はそれ以上の意味を持たないが、提示されたイラストレーションには不思議と国際的な雰囲気が生まれる。