最小限の表現とわかりやすさをテーマとした課題。
棒人間は、性別も年齢も不詳の、ニュートラルな存在であるが、わずかな動作でその性格を表現することができる。ここではまず登場の動作によって、棒人間の性格や特徴を表現する。そして画面右から現れてくる障害物を、その性格にふさわしい方法で乗り越えていく動画を制作する。その際に、適切と感じられる音を付与する。
ニュートラルな素材に、運動を与えていくことで、微妙なニュアンスや心理状態、あるいは笑いを表現することができる。与えられた条件下で自在にヴィジュアル表現を生み出していく演習である。