基礎デザイン学科

science of design

色彩論II

対象物の特徴や魅力を発見して、それを伝えることはデザインの重要な仕事の一つだ。この授業では、対象物の特徴や魅力を発見し、色彩、色彩と空間、色彩と動きを通してそれを表現する色彩デザインを学ぶ。課題は、対象物の魅力をその色見本を作ることによって表現する。対象物について映像等動的にその色の変化を表現することで、対象物の新たな特徴や魅力を発見すること、などである。

第2課題「動きと色」

ものごとをよく観察して、「動き」と「色」の関係を探る。動きがあることで見えてくる色彩の美しさや驚きに着目し、実際に手を動かすことでかたちにしていく。身の回りには重力、浮力、磁力、摩擦力、空気抵抗、表面張力、毛細管現象など、さまざまな動力や抵抗がはたらいている。現象から引き出される「動きと色」に焦点を当て、色の出現/変化/反応をつくり出す。