基礎デザイン学科

science of design

プロダクト環境

発想から思考、展開というデザインプロセスを通じ、イメージを具体化する演習。モノとの関わりの中で身につけた体験や気づきを「使う」という受動的な物から「つくる」という能動的な視点へ転化させる。モノを現実に対応させるために、素材を理解し、寸法という概念を身につける。

マテリアルに対するデザインの一手

自由に1つのマテリアルを設定し、「一手」のみを加える。一手とは、その方法だけで押し通すこと/一つだけの方法・手段のこと。その行為によって、そのマテリアルが持つ魅力をより引き出したり、知られざる表情を生み出してみる。そのプロセスを経て生み出されるプロダクトは、既存のプロダクトに見られるマテリアルの境界を押し広げてくれる。マテリアルと対話しながらデザインを探求する。

プロダクトの兆し:素材をつくる

「素材自体」または「素材の使い方」を新たにデザインすることで、ユニークなプロダクトデザインが生まれてくる「兆し」を構想する。既存の素材とその素材の使い方には、綿々とした歴史がすでに備わっている。そこから創造的に離れてみることで、新たなプロダクトデザインの兆しをデザインする。