基礎デザイン学科

science of design

形態論Ⅱ

「形態論Ⅱ」は、思想家、詩人のゲーテ(1749-1832)による自然観、形態学(モルフォロギー)にもとづく基礎的な形態研究のための演習です。
形態という概念がはらむ広大な造形領域を探り、形態学的アプローチを学びながら、デザイン・テーマを発見していきます。かたちの成り立ちを体験的に学習するために、日頃慣れ親しんだ身の回りのかたちを見つめ直し、そこに含まれる必然性や普遍性、そして環境との関係を探り当てていきます。

2008年 「Wire line – 三次元デッサン、という試み – 」

黒い針金を使って身の回りにある立体物を作ってみる。これは線による立体スケッチのようなものです。線でできた立体にポエジーを感じるのはなぜだろう。人が捉えている形の意味を知ることは、生活の意味を知ることでもあります。