タイポグラフィ研究a 授業展示2018
2018.07.05
日程|2018年7月10日(火) –7月17日(火)
会場|本学9号館1展示スペース(旧webスペース)
授業|タイポグラフィ研究 a
指導|平野 昌太郎(本学科非常勤講師)
2年生の授業、「タイポグラフィ研究a」において、
以下の3つの課題で文字組版による空間構成を試みました。
「立体(typography in a space)」課題においては、「間」をテーマとし、
箱を境界のない無限空間に見立て、版面を意識しない自由な文字組版を。
「本(typography in a book)」では、異なる3つの数字の組み合わせを選択して
そこから連想する造形を、本という時間軸を伴う4次元空間へ構成する。
「平面(typography in a poster)」では、「かたちのフェティシズム」をテーマとし、
「かたち」に対する偏執的な趣向を、ポスターという巨大な面の中にさらけ出します。
課題はグリッドシステムを運用する中で進めていきますが、
同時に文字を扱うことによって明らかになる、性質、規則、かたちなどの
様々な面からの考察を共有し、個々に還元することが狙いです。
また、全ての課題において、テキストと図版は個人が制作しており、
制作を通して自分自身と向き合う機会としても重要な意味を持たせています。
展示に携わっていただいた方々ともども、ご協力に感謝いたします。